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いま、日本は危機的な財政状態にありますが、政治家も官僚も誰一人本当の原因は言いません。
我慢の時期だとかあらゆる事を総動員する時期だとかそんなのんきな事ばかり言います。
思うに政治家も大臣も皆公務員ですからそうなんでしょうね。
今の日本は、大型の観光バスみたいなのが「ぬかるみ」にはまって立ち往生してる状態なんです。
いくら「ぬかるみ」を出ようとしても前に進みません。
仕方がないので、国民みんながバスを押します。
泥をかぶりながら、腰まで泥に埋まりながら、それでもみんなで必死に大きなバスを押してます。
車輪が巻き上げる小石に当たったり、泥を飲んだりして多くの人が犠牲になって死んでいきますが、バスは全然動きません!!むしろ泥濘に深く沈んでいくようです。
しかしながら、バスの中からは、外の国民に向かって「もっと押せ!もっと押せ!」の号令がかかります。
不思議に思ったひとりの国民がバスのドアを開けて見ると、驚いたことに、運転席の小泉首相が、なななんと......ブレーキを踏んでいるではありませんか!!
その信じられない光景に唖然とする日本国民たち!!
首相はスカートも踏んだけど、今度はかけ声とは裏腹に誰も見ていないところでは
日本国のバスのブレーキも踏んでいたのです。
ブレーキの名前は「規制ブレーキ」です。
この日本国観光バスには、約2万もの「規制ブレーキ」が備え付けられており、今も自己増殖しています。
こんなにブレーキがかかっていたら、どんなに国民がバスを押しても、バスは一向に動きません。
絶望した国民たちがふとバスの奥の方をのぞき込むと、なななんとそこには定員の何倍もの公務員達が折り重なって乗っていたのです。
何百人も何千人もです......これじゃ一旦みんなバスを降りて貰わないとバスは重くて動くはずがありません。
国民の一人が勇気を出して「公務員のみなさん、バスが重くて動かすことが出来ないのでちょっとだけ降りてくださいませんか」と言いました。
けれども、公務員達は誰も聞こえない振りをするばかりです!!
「バスには規制ブレーキもかかっているし、こんなに皆さんがバスの中で折り重なって居眠りをこいていたら、動かせるはずがありません。皆さんも降りて、バスを押すのを手伝って下さい!!」
さらにそう言うと、公務員たちは言い始めました。
「降りるのはイヤだ!」
「こんな快適な所から降りて、泥の中でバスを押すなんて、そんな恐ろしいことは出来ない」
「一度バスに乗ったらこっちのもんだ」
国民があきれていると、さらに公務員たちは怒り始めました。
「なんで自分たちが押さなければいけないんだ!!!俺達は御輿に乗るのが仕事で、押したり引いたりするのはイヤだ!」
どうやら彼らはバスの中より快適な場所などないと思っているようでした。その間にも「バスの運転手に勝手に話しかけない法案」などを作って、運転手の小泉首相に見せにいっています。
誰一人バスを本気で前に進めようとする人はいません。
国民たちは仕方がなく、力なくとぼとぼとバスのタラップを降りていきました。
しょうがないんだ!!俺達国民はこの国に生まれたのが身の不運と諦めようとそう思いました......、
また、動かないバスを肩に力を込めて押しました。
よいしょ!!よいしょ!なんだかバスの中の様子を見てしまった今はさっきよりもずっと重い感じがします。
いよいよバスはぬかるみに沈んでいく様です。
先程の太陽も今はもう沈み掛けています。
だれかまともな人がいるなら言ってくれ!!
誰か本気で日本丸のバスを動かしたいのなら言ってくれ!!
公務員を半分に!!税金を半分に!!
規制撤廃!!規制撤廃!!
そう声を合わせて叫んでみましたが、バスの中の公務員たちは「なんとかしなければいけませんね」とか言いながらなにか計算しています。
それは自分たちの退職金の計算をしてたのでした......。
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